Dialogue with サトウマキ

サトウマキは色を塗った紙を切ったり貼ったり時には過去の作品をリサイクルしつつ「画面」を作る現代アーティスト。主に切れ端(スクラップ)を組み合わせて作品を制作している。画材はアクリル絵の具、新聞紙、木製パネル、段ボールを使用。15歳のころジャスパー・ジョーンズの作品に強い影響を受けて抽象画をスタート。インスタグラムで作品を発表し海外のアートファンからも注目されており、自身のブログでは作業工程を掲載している。

  

Q1 作品のコンセプトについてお聞かせください。

A1 楽しさを感じることを大切に。

 

Q2 作品制作のプロセスについて聞かせてください。

A2 下書きなどは特になく、色を塗った紙の切れ端を支持体の周辺に置いたら、いきなり始めます。

 

Q3 マキさんはご自身のブログにて作業工程を公表していますが、そうすることに至ったきっかけは何でしょうか。

A3 なかなか他の作家の制作過程を見る機会が無かったため、こんなのあったら良いな、くらいの気持ちで始めました。

 

Q4 アート制作の過程の中で一番大事にしていることは何でしょうか。

A4 こだわりすぎないこと。

 

Q5 作業している時にどのような瞬間が一番楽しいですか?

A5 思考を超える瞬間。

 

Q6 インスタグラムにてアート投稿を始めたきっかけは何ですか?

A6 数年前に環境が色々と変わってしまい、何か楽しめることをしたいと思って始めました。

 

Q7 マキさんにとってインスタ・SNSはどのような存在ですか?

A7 ほぼインスタグラムしかしておりませんが、美術館やギャラリー以外で作品を見られる場所。

 

Q8 マキさんのアートを購入した人にはどのように飾って欲しいですか?

A8 なるべく直射日光の当たらない場所に飾っていただければ。それ以外はお好きなようにしていただければ嬉しいです。

 

Q9 尊敬している人や物はありますか?

A9 洲之内 徹さん 

 

Q10 好きな本/音楽について聞かせてください。

A10 本はヘンリー・ミラーの北回帰線。通して読んだことはありません。適当にページを開いて、そこを読みます。音楽ならテクノ・ロック。電気グルーヴさんが大好きです。

 

Q11 日々のルーティンの中で大事にしているものはありますか?

A11 掃除。

 

Q12 好きな色はありますか?また嫌いな色はありますか?

A12 好きな色は原色。嫌いな色はありませんが、自分では使いにくい色はあります。

 

Q13 美術館や他のアーティストの作品を鑑賞したりしますか?

A13 はい。美術館へ足を運ぶ回数は、以前より減りましたが。

 

Q14 これまで出会ったアートの中で人生を変えたものはありますか?

A14 ジャスパー・ジョーンズの旗と、数字の作品。

 

Q15 アートの世界と日々の生活。マキさんにとってこの2つはかけ離れている存在ですか?

A15 普段はバラバラですが、突然目の前に現れて一つになるように感じます。

 

Q16 コロナ禍でのアートの可能性についてどう思いますか。

A16 インターネットがあるから大丈夫。何にでも開かれています。

 

Q17 アートに「思考」や「意味」は必要だと思いますか?

A17 それを見出すのが楽しみであり、お金につながるのがアート市場なので、必要と思います。

 

Q18 マキさんにとって「良いアート」とは何ですか?

A18 心に響く作品。

 

Q19 何かをしながら鑑賞するアートや「ながらアート」についてどう思いますか?

A19 私個人としては、集中できないのでは、と。それが楽しめる人には向いているのだと思います。

 

Q20 アートはこれから数年、数十年でどう変わる(又は変わらない)と思いますか?

A20 今のSNS上で見る限りでは、まだバスキアやサイ・トゥオンブリー、ポロックの画風が強いですが、新しい物も出てきています。あと十数年で入れ替わると思います。

 

Q21 近いうちに挑戦してみたいことはありますか?アート・アートに関係ないことでも大丈夫です。

A21 短編のドキュメンタリー作品を作りたい。

 

Q22 アートをたくさんの人に楽しんでもらうためにはどうしたら良いと思いますか?

A22 きれいだったり可愛かったりする事、作品にまつわる逸話を知ってもらう事、一見すると、なんでこれがアートなのか、どこが良いのかわからないと思うようなものを出す事。あとは自分でもやってみようかなと思ってもらえる事をやること。